ADHD力向上委員会

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ADHDの怒りのコントロール10:セルフトークで気持ちを切り替えよう

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ADHDの怒りのコントロール10:セルフトークで気持ちを切り替えよう

「セルフトーク」とはいわば「独り言」のことです。セルフトークは無意識に浮かんでくる心の声です。この声を意識的に重い浮かべることで怒りに向いて行こうとする気持ちを切り替えることができます。

 

セルフトークとは?

セルフトークは自然と口について出てくる独り言の事です。いいことが怒れば自然と「よっしゃ!」などポジティブな言葉が出てくるし、気持ちが後ろ向きだと「辛いなぁ。」というようなネガティブな言葉が出てきます。

 

セルフトークは無意識に動く感情と直結しているのです。

 

セルフトークで怒りをコントロールする方法は?

ネガティブに動いてしまいそうになる感情を、ポジティブなセルフトークに置き換えることで感情をポジティブな方向へ切り替えることができます。

 

たとえば、会社で面倒な仕事を任されたとしましょう。

 

  • 面倒くさい。
  • 残業しなきゃいけなくなる。
  • 何で私ばっかり。
  • いじわるされているのかな。
  • 失敗したら怒られる。

自然と頭に嫌な感情がこみ上げてきます。

 

嫌な感情はすぐにイライラに変わって行くでしょう。そうなる前に、セルフトークで気持ちを切り替えてあげるのです。

 

  • 忍耐力をつけるいいチャンス!
  • 残業するお蔭で寄り道して無駄遣いする心配が減る!
  • 私って頼られてるみたい!
  • 成功して認められるチャンスだ!

ADHD傾向の人は失敗体験を積んでいることが多く、感情がネガティブな方向に向かいがちです。

 

「失敗する。」「嫌だな。」といったネガティブな思考が実は失敗を呼んでいるのです。「失敗する。」という言葉を思い浮かべた時、無意識に失敗している自分をイメージしています。そうです。ネガティブな思考は失敗するためのイメージトレーニングになってしまっているのです。

 

上手く行かないことが続いていると、イライラしたり腹が立ったりしやすくなりますよね。

 

一見根拠が無いように思えても、「成功する!」と強制的に呟いてみることで、成功した自分をイメージすることができます。

 

ポジティブなセルフトークは「成功へのイメージトレーニング」なのです。

 

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