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ADHD力向上委員会

ADHDを楽しく生き抜くためのブログです

ADHDは何科で診断を受けるの?

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ADHDは何科で診断を受けるの?

長らく生きにくさを感じ、もしかしたらADHDなのかも・・・、というヒントにやっとたどり着いたとき、どこへ行って診断を受けたらよいのでしょう。ADHDは生まれながらの障害で、一生付き合っていかなければいけません。ADHDとうまく付き合っていくためには、病院選びはとても大切なのです。

 

ADHDをみてくれるのは精神科や心療内科

ADHDの診断をし、薬などの治療を行ってくれるのは精神科や心療内科です。精神科の病院は敷居が高い、抵抗があるという方も多いかもしれません。

 

しかし、今やうつ病は国民病と言っても過言ではないくらいありふれた病気です。また、物忘れ外来や認知症の治療を行ってくれるのも精神科の病院です。精神科の病院は思っているよりもとても身近な存在なのです。

 

ADHDをみてくれる医師の見つけ方

大人のADHDを診れる医師は少ない

精神科の医師が全員、ADHDを正しく診断し、治療を行ってくれるのかというと、残念ながらそうでもないようです。ADHDの概念が医療の世界で認められたのは2000年以降の話です。医療の世界ではADHDはとても新しい病気なのです。

 

ADHDだけではなく、発達障害を理解し、診断を下すことができる医者はとても少ないのが現状です。それは、医師たちが今まで発達障害の特徴に対して違う病名をつけて来たからです。「発達障害」という概念がなかった時代には、ADHDの多動・衝動的な言動に対して「躁うつ病」という診断を下したことも多かったのです。

 

その傾向は今は無いとは断言できません。特に、ADHDの特徴があまり前面に出ておらず、それでも社会適応ができずに二次障害を発症した患者さんに対して「ADHD+うつ病」などといった診断を下せる医師はかなり少ないと思われます。

 

子供のADHDを診ている医師がおすすめ

ADHDの診断を受ける時、是非お勧めしたいのが児童精神科や思春期外来を持っている病院です。子供のADHDに接している医師は、ADHDがどのような症状なのか、生長するにしたがってどんなふうに症状が変化するのかをよく理解しています。

 

ADHDですでに二次障害を発症してしまっている人は、特にADHDに詳しい医師を探してください。二次障害が起こってしまうと、その根底にADHDが隠れているということに医師はなかなか気付くことができません。

 

ADHDを診てくれる病院の探し方

「ADHDかどうか診断してください。」とやみくもに近所の精神科を訪れても、受け付けてもらえない可能性があります。とくに大人の発達障害を診てくれる病院は限られています。

 

病院を探すときは、各都道府県に設置されている発達障害支援センターに問い合わせるとよいでしょう。大人のADHDに対して診断を下してくれる病院を教えてくれます。

 

また、次のサイトで病院を検索することができます。

>>ADHD症状病院検索|大人のためのADHD情報サイト

 

場合によっては、予約がいっぱいで長期間待たされる可能性があります。見通しを立てることが苦手なADHDにとって待たされることは大変苦痛だと思います。でも、これからADHDとうまく付き合っていくために必要な時間だと覚悟して待ちましょう。

 

ADHDの診断を正しく受けるコツ

ADHDかどうかを診断するときには、幼少期のエピソードがとても重要になります。病院を受診する前に、必ず以下の事をメモに書いて持参してください。具体的なエピソードや、親や学校の先生によく言われていた言葉があればそれも書きだしておいてください。

 

子供の頃の様子

  • 落ち着きがない・集中力がないといわれていたか
  • 順番を待つことができたか
  • 人の話を最後まで聞けたか
  • 物事を中途半端で終わらせることが多かったか
  • 忘れ物やなくしものが多かったか
  • 友達との約束を守れていたか
  • 友達はたくさんいたか、仲良くできていたか
  • 授業に集中できていたか
  • 怒りっぽい、癇癪持ちだといわれていなかったか
  • 決まった時間に寝て決まった時間に起きることができていたか

今困っていること

  • 仕事で困っていること(ミスが多い・締め切りを守れないなど)
  • 家で困っていること(片づけられない・ごみを出し忘れる・家事が滞るなど)
  • 生活全般で困っていること(忘れ物が多い・スケジュール管理ができないなど)
  • 依存症で困っていること(お酒を飲みすぎる・買い物をしすぎるなど)
  • 情緒的に困っていること(すぐにイライラする・爆発する・落ち込みやすいなど)
  • 二次障害を疑う症状(不安感・抑うつ感・不眠・頭痛・倦怠感など)

診断を受けるのは自分自身のADHDの特徴とよりよく生きて行くための第一歩です。見通しを立てることが苦手なADHDにとって、良い病院を探すのはとてつもなく大変なことに感じるかもしれません。でも、後回しにせず、思い立った今病院を探してください。

 

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