ADHD力向上委員会

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ADHDの文章は読みにくい?相手に伝わる文章の書き方

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ADHDの文章は読みにくい?相手に伝わる文章の書き方

ADHDの文章の特徴

長い

ADHDを持っている人の文章は、長くなる傾向があります。「書く」という作業に夢中になり、過集中状態になってしまうからだと思われます。

 

書いているとどんどん書きたいことがあふれ出てくるのかもしれません。

 

ADHDを持っている人の長文は、改行がほとんどないか、改行が極端に多いかの両極端である傾向があります。

 

改行がほとんどないという人は、「書く」という作業に極端に集中していることが多いようです。自分の書いた文章を読み返すということはほとんどないでしょう。改行のない文章を読むのは、ADHDの人はかなり苦手です。

 

改行が多い人は、自分が長文が苦手であることを自覚している人が多いようです。

 

脱線する

文章を書いている間に、そこから思いついたことを書いてしまいます。話の要点は、A→B→Cとどんどん変わって行ってしまいます。そのうちにAについて書いていたことを忘れてしまうこともあります。

 

話の要点がずれて行くので、何を伝えたいのか相手に伝わりにくくなってしまいます。

 

文法を間違える

書きたい気持ちが先走ってしまうと、主語が抜けるなど文法が怪しくなって行きます。書いている間に頭が混乱してしまうこともあり、それが文章に現れてしまいます。

 

誤字脱字が多い

どんどん文章を書いていくので、字の書き間違いがあっても気が付かないことが多いようです。とくに、PCで入力した文章は、漢字の変換が間違えてしまっていても気が付かずそのままになってしまいます。

 

相手に伝わる文章の書き方

言いたいことを箇条書きにする

伝えたいことを整理する為に、箇条書きにします。箇条書きで長文を書くことはまずないので、伝えたいことを端的に伝えることができます。

 

箇条書きに補足説明を入れる

箇条書きでだけで相手に意図を伝えられるのであれば、あえて補足説明を入れる必要はありません。ADHDの場合、補足が蛇足になってしまうことも多いのです。

 

箇条書きだけでは誤解を招く可能性のある時だけ、注釈というイメージで補足説明を淹れましょう。

 

読み返す

書き終わった文章を読み返すことはありますか?誤字脱字、文法の誤りは自分にとってマイナスのイメージを与えます。

 

書き終わった文章は、赤ペンを片手に読み返しましょう。誤字脱字を見つけたらその場でチェックを入れます。読み終わったら、誤字脱字を修正します。

 

他の人に一度読んでもらうのもいい方法です。どういう風に文章を解釈したのか聞いてみるとよいですね。自分の文章が正しく伝わっているかどうか確かめることができます。

 

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