ADHDのための断舎利術
ADHDは物をためこんでしまう傾向があります。いらないものを捨てて物の数が減れば、苦手な整理整頓も少しややりやすくなるのですが。ここで思い切って断捨離をしてみましょう。
断捨離をする場所を決める
断捨離をすると決めたら、一度に家中やってしまいたい気持ちになるのがADHDの悪い癖です。やってみると全く進まないので嫌になってしまうでしょう。
まず、優先順位を決めましょう。一番困っていることはなんですか?
「洋服がぐちゃぐちゃだからコーディネートを決めるのに時間がかかる。」というのであればクローゼットを断捨離しましょう。
「冷蔵庫の中に賞味期限切れのものがたくさんある。」のが困っていることなら、冷蔵庫の断捨離です。
今日は、この一か所だけで来たら良いのです。
1年以内に使わないものを捨てる
断捨離をするときに明確なルールを決め、絶対に守りましょう。
「1年以内に使う予定のないもの」
これがおすすめのルールです。
好きか嫌いかで判断すると、捨てられなくなります。値段で決めるのも迷いが発生するもとです。
たくさん捨てるものがあって、愕然とするかもしれません。でも、これも良い経験です。これを機に衝動買いを控えることができるようになるかもしれません。
断捨離の手順
ゴミ袋の用意
ごみを分類できるように複数ゴミ袋を用意し、マジックで「可燃ごみ」「不燃ごみ」など書いておきます。ゴミ袋はたくさん用意しておきましょう。
迷わずルールに従って捨てる
決められた分別に従って、いらないものを捨てていきます。「もったいない」「せめてリサイクルに・・・。」など余計なことは考えないようにします。物を手にしてからゴミ袋に入れるまでの時間は5秒以内、そして2度と手にしない。これが片づけを中断させないコツです。
適度に休憩を入れる
ADHDは集中力が持続しません。アラームを使ってオンとオフを管理しましょう。45分作業して15分休憩など。
休憩中は、片付いたゴミの山を見て達成感を感じましょう。でも、間違ってもゴミ袋の中から物を引っ張り出してはいけませんよ。
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