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ADHD力向上委員会

ADHDを楽しく生き抜くためのブログです

ADHDって障害ですか?

 

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ADHDって障害ですか?

発達障害とは?

ADHDは、アスペルガー症候群、高機能自閉症、学習障害とともに「知的な障害を伴わない軽度発達障害」に含まれます。

 

発達障害のひとは、先天的に脳に何らかの機能障害を持っています。つまり、生まれたときから脳の働き方がアンバランスなのです。

 

発達障害は決して珍しいものではありません。15歳未満の子供の約10人に1人が発達障害であると推定されています。そして、発達障害の特性は大人になるにつれて目立たなくなることはありますが、根本的に脳の機能が健常者と同じ状態になることはありません。大人になっても、発達障害の特性は残っているのです。

 

ADHDは障害者なのですか?

このようなことを聞くと、自分はADHDなのかもしれないと感じている方や、ADHD診断で医療機関の診断が必要だという結果が出た方は大きなショックを受けたかと思います。

 

「注意欠陥/多動性障害」という言葉は、Attention-Deficit/Hyoeractivity Disorder を和訳したものなのですが、訳しかたに問題があると思います。Disorderは「日常生活を送るうえで多少のハンディになるもの」という程度のニュアンスなのですが、日本語では「障害」と訳されます。

 

「障害」という言葉は、日本人には大変重度の身体障害者を連想させます。そして、「注意欠陥」「多動性」という言葉が頭についているせいで、ADHDの行動的な特性の一部が「障害」として独り歩きしているような印象を持ちます。

 

ADHDの特性はマイナス面だけではないのです。不注意や多動性のお蔭で人の50%しかできないこともありますが、得意なことや興味を持ったことを全力で取り組むと人の150%の成果を残すこともあるのです。

 

それなのに「注意配分ができない」「認知機能にむらがある」「社会性が未熟」といったマイナス面ばかりが幼少期から目立ってしまい、ADHDの人は叱られて育つことが多いのです。そのため、「自分はダメな人間だ」と悲観的になり、自尊心や自信を持てずに大人になってしまいます。

 

自信がないから、自分のよいところを発揮できない。失敗を恐れて萎縮してしまい、かえって失敗の原因をつくってしまう。

 

ADHDの一番の障害は「自信喪失障害」だと思います。

 

発達障害を支援する団体には、発達障害の事を「発達凸凹」と呼んでいるところがあります。私はその言葉に非常に強い共感を持ちます。ADHDは、長所も短所も極端で、能力は一般の人に比べるととても凸凹しています。

 

自信もADHDであり、ADHD関連の書籍を出されている星野仁彦医学博士はADHDの事を「発達アンバランス症候群」と呼ぶことを提唱しています。そうです、アンバランスなのです、脳の発達が。

 

痴呆症を認知症と言い換えたように、そろそろ「発達障害」「注意欠陥/多動性障害」という言葉も、本来の症状にあった誤解を与えない名称に言い換える必要があると思います。

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