ADHDのための食費節約術
ADHDは金銭管理が苦手です。食費もその時たべたいものを基準に買い物をしてしまうので無駄な食材を買ってしまったりし、膨らんでしまいがちです。簡単なルールを決めて守るようにすると、食材の管理ができて食費も節約できます。
食費を決める
まずは一か月の食費を決めましょう。某有名フェイナンシャルプランナーによると、理想的な食費は収入の15%です。
月の食費が決まったら、1万円を引いて10で割ります。
もし月40000円と予算を組んだとしたら
40000円-10000円=30000円
30000円÷10=3000円
買い物を3日に1回行くとすると月に10回買い物をすることにします。一回あたりの買い物の予算は3000円です。買い物には、3000円だけを持って出かけるようにしましょう。
最初にひいた10000円は米や調味料用の予算です。月初めに米と調味料をまとめて買いましょう。調味料はチェックリストを作って置くと便利です。月初めにまとめて買うのは、月の最後の方だと残しておいた10000円を使ってしまう可能性があるからです。米と調味料を買って余ったお金は封筒などに入れて分けておきます。
3日分の献立を決める
3日分の献立を決めて、必要な食材をかきだします。献立を考えるのが苦手なら、献立を提案してくれるアプリを使うのも便利な方法です。
献立を考えるのに慣れてきたら、同じ食材を使いまわせるようになります。食材を上手く使いまわせるようになったら食費はかなり減らせます。
在庫をチェックする
食材をかきだしたメモを見て、冷蔵庫をチェックします。すでに冷蔵庫にある食材は、消していきます。
買い物は一人で行かない
買い物をするときは誰かに一緒に行ってもらうのが理想です。買い物メモを持って出かけても、スーパーには特売品やタイムセールなど誘惑がたくさん待っています。余計なものを買わないように、見張り役が必要です。
余った予算でご褒美を買う
最初は上手く行かないかもしれません。でも、慣れてくると献立の立て方も、自制の仕方も上達していきます。大切なのは、一度決めたルールを守ることです。誘惑に弱いADHDにとって、誘惑に打ち勝ってルールを守るのは至難の業なのですから。
だから、ひと月ルールを守れたときは、自分にご褒美をあげて下さい。それが翌月へのモチベーションになるはずです。
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