ADHD力向上委員会

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WRAPの活用法2:「いい感じの自分」を記録しておく

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WRAPの活用法2:「いい感じの自分」を記録しておく

元気回復プランWRAPは、「いい感じの自分」を保つための方法です。「いい感じの自分」を保つためには、どんな自分が「いい感じの自分」なのかイメージできている必要があります。なんとなく分かっていても、書きだしてみるとしっかりと自分のよう状態がイメージできますよ。

 

WRAPについて書いている記事と活用法1をまだお読みでない方は下に記事をご覧ください。

 

adhdwell.hatenablog.com

 

 

adhdwell.hatenablog.com

 

「いい感じの自分」の探し方

「いい感じの自分」をイメージするときにまず、現在の自分の状態がどのような状態なのか、自分自身を見つめなおしてみましょう。

 

最も調子が良い時が10点だとしたら、今の自分は何点ですか?

 

今の自分が6点だとしたら、後の4点になにを足したら10点になるでしょう?

 

念のため一つ注意をしておきますが、「最も調子が良い時」は自分が実際にその状態になれる中で最も良い状態のことです。「こうなったらいいな。」という理想の自分ではありません。

 

また、気分の浮き沈みが激しい人で、「元気になりすぎる」という問題がある人は、「最も元気が出ているとき」が最も調子が良い時ではありませんよね。一番自分が自然体でいて、ストレスマネージメントができている体調のよい時をイメージしてください。

 

「いい感じの自分」を書きだしてみよう

「いい感じの自分」が想像できたら、実際に紙に書きだしてみましょう。

 

ルーズリーフと筆記用具を用意してください。

 

ルーズリーフの一番上に「いい感じの自分」というタイトルを書きだします。

 

その下に、イメージできた「いい感じの自分」を箇条書きにしていきましょう。

 

私だったら…。

 

  • 目覚めがすっきりとしている
  • 窓の外を見てすがすがしいと感じる
  • 朝ごはんがおいしい
  • 便通があった
  • 頭の回転がいい
  • 気が散らない
  • 集中できる
  • 忘れていたことを思い出せる
  • やるべきことの優先順位をつけられる
  • おしゃべりを楽しめる
  • 遊びや趣味に関心が持てる
  • 家事が負担にならない
  • 嫌なことがあっても気持ちを切り替えられる

などですね。

 

「いい感じの自分」はできるだけ詳しく書いておいた方がよいでしょう。不調になった時、読み返すと「いい感じの自分」をイメージすることができます。そして、「いい感じの自分」に近付くためにできることをイメージしやすくなります。

 

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