WRAPの活用法2:「いい感じの自分」を記録しておく
元気回復プランWRAPは、「いい感じの自分」を保つための方法です。「いい感じの自分」を保つためには、どんな自分が「いい感じの自分」なのかイメージできている必要があります。なんとなく分かっていても、書きだしてみるとしっかりと自分のよう状態がイメージできますよ。
WRAPについて書いている記事と活用法1をまだお読みでない方は下に記事をご覧ください。
「いい感じの自分」の探し方
「いい感じの自分」をイメージするときにまず、現在の自分の状態がどのような状態なのか、自分自身を見つめなおしてみましょう。
最も調子が良い時が10点だとしたら、今の自分は何点ですか?
今の自分が6点だとしたら、後の4点になにを足したら10点になるでしょう?
念のため一つ注意をしておきますが、「最も調子が良い時」は自分が実際にその状態になれる中で最も良い状態のことです。「こうなったらいいな。」という理想の自分ではありません。
また、気分の浮き沈みが激しい人で、「元気になりすぎる」という問題がある人は、「最も元気が出ているとき」が最も調子が良い時ではありませんよね。一番自分が自然体でいて、ストレスマネージメントができている体調のよい時をイメージしてください。
「いい感じの自分」を書きだしてみよう
「いい感じの自分」が想像できたら、実際に紙に書きだしてみましょう。
ルーズリーフと筆記用具を用意してください。
ルーズリーフの一番上に「いい感じの自分」というタイトルを書きだします。
その下に、イメージできた「いい感じの自分」を箇条書きにしていきましょう。
私だったら…。
- 目覚めがすっきりとしている
- 窓の外を見てすがすがしいと感じる
- 朝ごはんがおいしい
- 便通があった
- 頭の回転がいい
- 気が散らない
- 集中できる
- 忘れていたことを思い出せる
- やるべきことの優先順位をつけられる
- おしゃべりを楽しめる
- 遊びや趣味に関心が持てる
- 家事が負担にならない
- 嫌なことがあっても気持ちを切り替えられる
などですね。
「いい感じの自分」はできるだけ詳しく書いておいた方がよいでしょう。不調になった時、読み返すと「いい感じの自分」をイメージすることができます。そして、「いい感じの自分」に近付くためにできることをイメージしやすくなります。
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