ADHDのアンガーコントロール21:ハッピーログで怒りから目を逸らそう
何が原因というわけではなくイライラする時、何もいいことがないとネガティブ思考になっているときは、ハッピーログをつけてみましょう。良かった出来事を書きだしてみると、「案外いいことあるんだ。」と小さな幸せに気付くことができます。
ハッピーログとは?
ハッピーログは、「良かったこと」「うれしかったこと」を記録していく方法です。文字として書きだすと、「良かった出来事」を視覚的に確認することができます。
忘れっぽいADHDさんにとって、過去の「うれしい出来事」を思い出すツールにもなるでしょう。
腹が立つことやイライラに意識がむいていると、ちょっとした幸せな出来事に気が付かなくなってしまいます。特に不注意型のADHDさんは、脳の報酬系の機能が弱いため、普段から「報われない」気持ちを持ちやすいのです。
ハッピーログをつける習慣が身につくと、自然と「嫌な出来事」よりも「うれしい出来事」を見つけるようになります。
ハッピーログの書き方
ハッピーログの項目は次の通りです。
- 嬉しい出来事が怒った日時と場所
- 起こった出来事
- その時の感情
- 嬉しさを10段階で表す
ハッピーログの記入例です。
- 2016年7月20日(水) 午後6時 仕事帰りに寄った本屋さん
- 前から欲しがっていた本を見つけた。でも、高いところにあって手が届かない。困っていたら、知らない男の人がとってくれた。しかも、すごいイケメン!
- 本を見つけてうれしかった!しかもカッコいい人がとってくれた!すごいラッキー!!
- 7!
ハッピーログになくことは、ほんの些細なことでいいのです。毎日すごくいいことなんて、そうそうおこるものではありません。でも、ハッピーログで気持ちが明るく前向きになれば、毎日が楽しくなりますよ。
↓↓かわいいノートに書くともっとハッピーになれるかも。
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