ADHDのためのメモの取り方
ADHDはワーキングメモリーの容量が少ないためとても忘れやすいのです。忘れやすいのですから、その場で言われたことを記録に残さなければなりません。すぐに正しくメモを取る習慣を身につけましょう。
すぐにメモを取る
メモは常に持ち歩く習慣をつけましょう。仕事中はポケットに入れて、外出時はカバンの一番取り出しやすい場所にボールペンと一緒に入れておきます。
相手が何か伝えようとした時、すぐにメモを取り出すようにしましょう。最初はびっくりされるかもしれません。その時は正直に「私はとても忘れっぽいのでメモを取らせてもらってもいいですか?」と聞きましょう。ダメだという人はいないと思います。
大切なのは「あなたの言ったことを忘れません。頼まれたことはやり遂げます。」という気持ちを示し、実行に移すことです。
メモを読み上げて確認する
ADHDはそそっかしいので、メモに間違った内容で書いてしまうことがあります。午前と午後をとり違っていたり、14時を4時と書いてしまったり。
メモを取り終わったら、読み上げて内容を確認しましょう。相手も確認することで正確に伝わったことが分かり安心してもらえるでしょう。
やれることはすぐにやる
頼まれた仕事をせっかくメモに残しても、行動にうつさなかったら何の意味もありません。頼まれたことが簡単で短時間で終わるようなことなら、すぐに終わらせてしまいましょう。
少し手の込んだことなら、他のスケジュールとあわせてすぐにいつやるのかを決めておきましょう。そして、決めたことはスマホのToDoリストに残したり、カレンダーに書き込んだり、誰かに伝えたり、何重にも忘れないためのガードをしておきましょう。
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