ADHDのための衝動買いを我慢する方法
ADHDのための衝動買いを我慢する方法
ADHDを持っている人は衝動買いをしてしまうことが多く、金銭管理が上手くできません。衝動買いのためにものが多くなり、管理ができなくなる原因にもなります。衝動買いの癖を直す方法を考えてみましょう。
衝動買いをしてしまうのはなぜ?
ADHDが衝動買いをしてしまうのは、「衝動性が高い」ためです。
「これステキ!!」と思ったものは後先考えずに買ってしまう傾向があります。また、ADHDは多趣味な人が多く、しかも道具からそろえる人がとても多いです。趣味は「自分が楽しいこと」。楽しいことのためには、金に糸目をつけません。
ADHDは使ったお金をイメージするのが苦手です。
予算をたてたり、今お金を使ったら残りがいくらになるかなど、「目に見えないお金」をイメージすることができないのです。それでつい、使いすぎてしまうのです。
衝動買いをしない方法
クレジットカードを持たない
クレジットカードはADHDにとっては極めて危険なアイテムです。支払い能力を超えた買い物をクレジットカードを使ってしてしまう可能性もあります。ADHDがカード破産をする率は、ADHDではない人よりもはるかに多いのです。
クレジットカードは使わない、持っていても解約する。
不便に感じるかもしれませんが、金銭管理に特に自信がない人は自分の身を守るためにぜひ実践してください。
現金を入れておかない
お財布には必要最低限のお金しか入れないようにしておきます。
「食品を買うための買い物なら、5000円まで。」「友達とランチなら1万円まで。」というように、できるだけシビアに限度額を決めておきます。
買い物リストをつくる
買い物に行くときは、買い物リストを作って置きます。
必要なものだけを探して買う、リストに載っていない物は買わないということを習慣にすると、衝動買いを防ぐことができます。
また、買い忘れが減って買い物に行く機会を減らせます。買い物に行くたびに衝動買いの危険にさらされるのですから、買いものに行く機会はできるだけ少ない方がいいに決まっています。
一日だけ我慢する
それでも、「どうしても欲しい!!」というものがあらわれたら。
その時は、「一日だけ、我慢する。」と自分に言い聞かせて家に帰りましょう。
一度その場から離れることで、衝動性に身を任せて買い物をするという行動を防ぐことができます。クールダウンをすることで、「お店ではとても魅力的に見えたけど、改めて考えるとそうでもない。」という気持ちになることが多いはずです。
そう言えばこれまで、「これは運命的な出会い!」と衝動的に買ったものの、いざ買ってみたら興味を失った。買ってみたけどほったらかし。という経験はありませんか?
家に帰って、冷静に考えてみるのも良いのではないでしょうか。紙とボールペンを用意して、買った時のメリットとデメリットを書き出してみるのも良いでしょう。
そうやって冷静に判断して、それでも自分に必要なものであれば、家族に相談したうえで購入するようにしましょう。
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