ADHDの服装の特徴
ADHD傾向の人の服装は「派手」「個性的」なことが多いです。個性的なファッションはとても素敵です。ただ、時には場にそぐわない服装をしてしまい、周囲の人が違和感を感じることがあるようです。
ADHDの服装が個性的になる理由
ADHDの特徴に「強い刺激を求める」ということがあります。
ADHD傾向の人が「素敵だな」という色は原色などの派手な色が多いのではないでしょうか。一般的に派手だと思う強い色の刺激が、ADHDにとっては「ちょうどいい色合い」なのです。
ADHDは刺激に対して実は鈍感で、一般的に「強い」と感じるくらいで「ちょうどいい刺激」と感じるのです。
そして、洋服を買うときに「これは会社で着るには派手かな?」「持っている服に合うかな?」などあまり深く考えずに買ってしまうことが多いのです。
ADHDの衝動性が「これいい!買おう!」という衝動買いにつながります。
気がつけばクローゼットの中はとても派手な色や柄の服がいっぱいになっているのです。
コーディネートを考える時も、TPOまで考えが及びません。「これがいい!」と思ったらその服を着ます。
出かける時に時間が無くなり、目に付いた洋服をとりあえず着て行って場にそぐわなかったということもあり得ます。
周りから浮かないための対策
個性的なファッションは素敵です。無理に無難なファッションにしようなんて考える必要はないと思います。
ただ、社会生活を送るうえで、やはりマナーというものがあります。オフィスで派手な服や露出の多い服装をしていると周囲から奇異な眼差しで見られてしまいます。
お通夜に花柄の服装で出かけて行くわけにはいきません。
また、ADHD傾向の人は時間配分が下手で出かける準備が遅くなりがちです。
とりあえず、「無難な服で行くべき場所」「好きな服を着て行っていい場所」のリストを作りましょう。
そして、無難なファッションを1セットにしてクローゼットに吊るしておきましょう。
「無難な服で行くべき場所」に行くときはあらかじめ用意している服を着ていきます。あわてていてゆっくりコーディネートを考えられない時にも便利です。

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