ADHD力向上委員会

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ADHDの怒りのコントロール16:上手な怒り方をマスターしよう!

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ADHDの怒りのコントロール16:上手な怒り方をマスターしよう!

「怒り」という感情をいつも我慢する必要はありません。何かをいい方向に向かわせるために、「怒り」が必要なことがあります。解決志向の「上手な怒り方」をマスターしましょう。

 

機嫌に左右されない

イライラしているときやむしゃくしゃしているときは怒るのをやめましょう。機嫌に左右されて怒りが大きくなってしまいます。

 

怒りの大きさが、その時の感情で大きくなったり小さくなったりしてはいけません。

 

怒りを感じている原因は何でしょうか?まず、「アンガーログ」を使って自分の怒りの感情を客観的に眺めてみましょう。

 

 

adhdwell.hatenablog.com

 

怒りの原因が「解決したいこと」だった時は、相手に「怒り」を伝えてよいのです。

 

爆発させない

「怒り」を伝える方法は、「攻撃」であってはいけません。あくまでも、冷静な状態で自分の想いを伝えるましょう。

 

瞬間的な怒りの爆発は絶対に避けたいことです。話をしていて怒りがエスカレートしていくのも良くありません。

 

わたしメッセージで伝える

「怒り」を伝える時に、相手を攻撃するような言い方をしては、喧嘩になってしまいます。

 

「怒り」を伝える時は、相手の非を否定するのではなく、自分の気持ちを伝えるようにしましょう。

 

たとえば、親友が秘密にしておいてほしいことを他の人に話してしまったことが判明したとします。

 

  • 「秘密にしておく約束だったのになんでばらすのよ。」
  • 「おしゃべり!信用できない!」

この2つは、相手の非を責めるいい方です。

 

わたしメッセージで自分の気持ちを伝えると、こうなります。

 

  • 「秘密にしておいてほしいことを話されて嫌な気持ちになった。」
  • 「秘密をみんなに知られた恥ずかしい思いをした。」
  • 「あなたを信用して話したのに裏切られた気持ちになった。とても悲しい。」

こう伝えられると、相手は「自分のしたことで相手が嫌な気持ちになったんだ。」「恥ずかしい思いをさせたんだ。」「自分は信用を失ったんだ。」「あなたを悲しませてしまったんだ。」ということに気付きます。

win-winの喧嘩はどんどんしていい

相手を傷つけてしまったことに気付いたら、きっと謝ってくれるでしょう。もしかしたら、しゃべってしまった理由を話してくれるかもしれません。

 

秘密をしゃべってしまった友達は、あなたの悩みを解決してあげたくて、他の人に助言を求めたのかもしれません。

 

納得できる理由なら、あなたの怒りもおさまるでしょう。そして、親友との仲は以前よりも深まるのではないでしょうか?

 

話し合いをすることによって、お互いの理解が深まり、関係がよくなり、前向きな解決ができるような喧嘩を「win-winの喧嘩」と言います。

 

どちらかを打ち負かして勝敗を決める喧嘩ではなく、お互いが勝者になり、利益を得られる喧嘩です。そんな喧嘩はどんどんやったらよいのです。

 

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