ADHDの為の遅刻予防策
ADHDのための遅刻予防策
ADHDは遅刻をすることが多いのではないでしょうか。遅刻が多いと周囲から「だらしない」と思われてしまいます。遅刻をしないよう、時間を管理しましょう。
まず意識改革
遅刻することに慣れてしまうと、「5分くらいいいや。」「連絡すればすむでしょう。」と遅刻に対して考えが甘くなってしまいます。
でも、約束の時間を守るということは、社会人としてまず身に着けておかなければならない最も基本的なことなのです。
「絶対に遅刻しない!」という意識をまず持ちましょう。
12時までには寝る
つい遅くまでテレビを見てしまった、などADHDは「ついうっかり夜更かししちゃった」がとても多いのです。
夜は12時までには眠るようにしましょう。寝不足の状態では、もともと低い覚醒レベルがさらに低くなってしまいますよ。
決まった時間に寝て決まった時間に起きる。生活習慣の軸は睡眠習慣が握っています。
約束の15分前に着くように出発時間を設定する
遅刻ギリギリに到着してすぐに仕事に取り掛かるというパターンはミスを招く原因です。最低でも約束の15分前には約束の場所に到着し、気持ちを落ち着けましょう。
やくそくの15分前に到着するためには、どの電車に乗ったらいいのか計画は前日のうちに立てておきましょう。
朝は出発時間の1時間前に起きる
朝の支度に余裕が無ければ忘れ物も多くなります。朝の支度は余裕をもって1時間は取っておきましょう。身支度を整え、朝食をゆっくりと取れば、気持ちに余裕が持てるはずです。
朝の支度はルーチン化する
朝の支度は決まったことを決まった順番でするようにしましょう。
行動がパターン化すれば、うっかりミスもなくなるはずです。また、仕度をしている間は他の事に気をそらさないように、今していることに集中しましょう。
準備は前日にしておく
最低限翌日に着る洋服と持ち物は前日に用意しておきましょう。コーディネートなど考えていると1時間なんてあっという間に過ぎてしまいます。また、物の管理ができないADHDは探し物にも時間がっかってしまいます。
お財布・定期・携帯電話・家の鍵といった必ず持っていくものはカバンから出さないようにしましょう。ADHDには複数のカバンを持つことはお勧めしません。シンプルでどんな洋服にでも合うカバンを使うとよいでしょう。
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