ADHD力向上委員会

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ADHDでもデスクワークに集中できる環境づくり

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ADHDでもデスクワークに集中できる環境づくり

ADHDはデスクワークには向いていません。多動の症状が強いとじっとしていることが苦痛になります。注意力や集中力にかけるタイプの人はミスが多くなりがちです。それでもデスクワークをしなければいけないのであれば、集中できる環境を作りましょう。

 

余計な刺激が入らない環境をつくる

ADHDは刺激に翻弄されやすいのです。刺激で集中が途切れることで、仕事の進みが悪くなったり、ミスが増えてしまいます。

 

整理整頓をする

ADHDの机は散らかりがちです。でも、デスクワークに集中したいのなら、整理整頓は最低限必要です。必要ない書類は捨てる、引き出しにしまうなど、まずは机の大掃除から始めましょう。

 

やるべきものだけが目につく環境をつくる

机の上に置いておくものは、パソコン、ペン立て、メモ帳など、必要最低限のものにします。書類は必ずファイリングをして、ファイルの背が目につくようにしておきます。必要な書類がどこにあるのか把握でき、すぐに取り出せる状態にしておきます。

 

ファイルは仕事の種類ごとに分けることになるでしょう。そのファイルには、緊急度の高いものは赤いシールを張る、期日を書いておくなど、「急いでいる仕事」だと常に自分に向かって刺激が入るようにしておきます。

 

不必要なものは置かず、作業スペースは広くとっておきましょう。

 

机の位置はできれば壁に向かっている方がよいですね。机の配置まで変えることができないというのであれば、小さな衝立を机の両脇に立て、視界に余計な刺激が入らないように工夫しましょう。

 

リヒトラブ ライトデスクトップパネル A7380-0 白

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時計を置く

机にぜひおいておきたいのが時計です。ADHDは時間の管理が苦手なので、いつでも時間を意識できるように目に付くところに時計を置いておきましょう。

 

ネットは切っておく

デスクワークならパソコンは必需品でしょう。でも、ネットはできれば切っておいた方がよいでしょう。「つい誘惑に負けてプライベートな検索をして怒られちゃった」という事態を防ぐことができます。

 

耳栓を利用する

音の刺激に影響を受けやすい人は、耳栓を使うのもいいですね。ただし、声を掛けられた時に気が付かないというようなことが無いよう、職場の仲間には「集中する為に耳栓をつけているから用事がある時は肩を叩いてください。」と一言断っておきましょう。

 

多動には刺激を足してあげると集中できる

多動性のタイプは、じっとデスクワークをしているとかえって集中できない可能性があります。最近オフィスで椅子の代わりにバランスボールを使っている企業があります。メタボ予防や腰痛対策が目的のようですが、実はADHDの集中力を高めるにもとても有効なのです。

 

バランスボールに座ると、固有覚に感覚刺激が入力されます。多動性の高い人が動き回ると心地よいと感じるのと同じような効果が得られるのです。

 

さすがにバランスボールをオフィスに持ち込むのは難しいと思います。そこで、クッションの代わりにバランスディスクを使うという方法をおすすめします。体幹がバランスを保とうとする刺激が固有覚に入り、多動性の強い人は集中できるようになります。

 

HATAS(ハタス) バランスディスク DK380

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